取引開始のステップ
『手続きが完了したら入金しよう』
証券会社から手続き完了通知が到着したら、IDとパスワードで公式ページの取引画面にログイン可能です。
口座に資金を入れないと取引が出来ないため、まずは口座に入金しましょう。
入金は銀行などの金融機関を経由して行われます。
証券会社の提携金融機関では「手数料無料」や、オンラインでの入金が可能な場合は「即時反映」など、便利なサービスが揃っています。
提携金融機関のオンライン口座を持っていない場合は、この機会に提携銀行の口座を開設するのもいいでしょう。
ほとんどのオンラインサービスを行っている銀行では口座開設を無料で行うことが出来ます。
以下の点を遵守すると、スムーズにリアルタイム入金できます。
- ※注意事項
- ・銀行側からネット証券に入金しても即時入金扱いにならないこともあります。
- ・必ず証券会社のページから「即時入金システム」を利用してください。
『注文の基本』
株式取引の基本は「すぐに買う」か「予約して買う」かの2種類。
「すぐに取引すること」を『成行』といい、「予約した価格で購入する」ことを『指値』といいます。
この2種類は一長一短で、すぐに取引をした方が良い場合もあれば、「相場が安定している」という理由から「この価格なら買います(売ります)」と取引を予約する場合もあります。
それらの情報を集めるために、証券会社のホームページや新聞、情報誌などを活用しましょう。
現在はネットでの情報収集も非常に簡単で、自分の欲しい情報をピンポイントで探す事もできます。
自分で相場のパターンを調べたり、比較サイト等で全体の動向を調査したり、自分に最適な取り組み方を探していきましょう。
証券会社によっては「逆指値」といって、希望レートまで下落したら売る、希望のレートまで上昇したら買うといった、安く買って高く売るという指値注文の逆、つまり株式の原則と真逆の行為を行う注文方法です。
例えば、1つの株価が10,000円なら保持、9,000円なら買い、11,000円なら売りといった感じです。
また、10,000円で購入したものが9,000円になり現状では1,000円の損失ですが、9,000円の時にもう一度「買い」を入れることで「購入平均額」が9,500円となり、1単位ごとの購入額が500円下がるのです。
システム上、様々な取引方法が行えますが、複雑なシステムは初心者にとって慣れるだけでも精一杯になってしまう場合も。
株式取引にも慣れ全体の流れが掴めてきたら、高度なシステムツールや自分専用にカスタマイズできるツールなどを駆使しながらトレードに励むといいでしょう。