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第14回 FXでも、税制が違う!?

店頭FXも取引所FXも、税制上はどちらも「雑所得」です。でも、課税方法や税率、損失の繰越控除可否など、店頭FXと取引所FXとでは、その税制がかなり違うことをご存知でしょうか？
第7回で紹介の「くりっく365」は、東京金融取引所で取引するFXで、税制が優遇されています。
税金がそろそろ気になるこの時期、FXの税金も確認しておきましょう。

（１）取引所FXの税制優遇

1.税率の違い
店頭FXで利益が出た場合は、給与所得など 他の所得と合算し、所得額に応じて税率が決まる総合課税が適用されます。その最高税率はなんと50%！
これに対し取引所FX「くりっく365」は、給与など他の所得と分離して、利益に対し一律20%（所得税15%＋住民税5％）の申告分離課税が適用されます。

2.損益通算ができる！
「くりっく365」の利益や損失は、大阪証券取引所で取引する「大証FX」・「日経225先物」のほか、東京金融取引所の「くりっく株365」株価指数証拠金取引などといった、取引所で取引する先物取引での同じ年の利益や損失と通算できます。
（※店頭取引で発生した損益とは、損益の通算を行うことはできません。）

3.損失を翌年以降の利益と差し引きすることができる！
「くりっく365」の場合、ある年に損失が出ても、確定申告することによって、その損失を翌年以後3年にわたり繰り越しできます。
翌年以降3年以内に「くりっく365」等で利益が出ても、繰り越した損失額と相殺（差引）して翌年以降の課税額を少なくすることができるのです。
（※店頭取引で発生した損失は、翌年以降に繰越すことはできません。 ）

（２）複雑な税制をわかりやすく解説！

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