『商品先物取引には資金がどれくらい必要?』
商品先物取引を行うには、50万円ほどの資金から始めることができます。
株式の場合は「1株あたりいくら?」となり、為替の場合は「1Lotあたりいくら?」となりますが、商品先物取引では「1枚いくら?」という形式で取引を行います。
銘柄は色々とありますが、どの銘柄でも1枚あたりの価格は5万円~15万円ぐらいの間に収まっています。
しかし、銘柄によって1枚当たりの価格は変化してきます。
例えば「金」だと、1枚の価格が現在13万円だとすると13万円あれば取引が可能です。
また、この「価格」のことを「証拠金」といいます。
商品の価格は毎日上下するため、それに伴い証拠金の価格も毎日上下していきます。
例えば、金の1枚あたりの証拠金は数年前まで9万円前後で、さらにその前は1枚あたりの証拠金は6万円前後でした。
これを考えると、金は10年で価格がおよそ2倍になっていることが分かります。
今後も、このまま金の価格が上がっていけば、証拠金も同じように上昇し、逆に金の価格が下がれば、証拠金の価格も下降します。
先ほど「50万円ほど」と言いましたが、商品先物取引を始めるにあたって、1つだけ、注意点があります。
それは、「全ての資金を投資に回さない」ということです。
金に限らず、商品先物取引では1日で投資した金額が半分になったり2倍になったりと、激しく上下するので、投資に回す資金は全資金の20~30%ぐらいに留めておいたほうがいいでしょう。
商品先物取引は「ギャンブル」ではなくて「投資」ですから、闇雲にリスクを背負う必要はありません。
例えば、金の場合だと、最初の取引では1枚にしておいたほうがいいでしょう。
それだけでも、13万円近くの投資になるので、資金の25%近くになります。
それでも、1日の値動きの中で、6万円~25万円ぐらいには、価格が上下することも多々あります。
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