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重要ワードの「限月」

商品先物取引をこれから行う方は「限月(げんげつ)」が何を示しているのか分からないと思います。
しかしこの単語、商品先物取引においては最重要ワードとなります。
必ず、理解して覚えた上で取引を進めてください。

限月というのは「商品の締切月」。
どの銘柄にでも、限月というのは6個あり、例えば金の場合は、2月、4月、6月、8月、10月、12月と2カ月ごと。
この場合、各限月の呼び方は「2月限」「4月限」「6月限」といった呼び方をします。

例えば、現在1月と仮定すると、「2月限」の商品を購入した際は2月末で強制的に商品を売らなくてはいけません。
「10月限」の場合は10月末までに商品を売らなくてはなりません。
このように「限月」は、強制的に商品が売りに出される「締切月」を指します。
ここが、株式取引や為替取引などとは、大きく異なる点です。

上記の例にたとえると、2月限の商品は2月いっぱいで売らなくてはなりませんが、10月限の商品だと10月までは保持することができるため、約10ヶ月間の猶予があります。
その間に好きなときに売ってもいいし、10月まで持つこともできるのです。

その他、限月の特徴として締切月以外にも大きな特徴があります。
それは、「出来高が違う」ということです。
日本の商品市場特有の問題になりますが、締切が近ければ近いほど、価格は荒れます。
つまり、値動きが激しくなるのです。
商品によっては出来高が少ないために、売りたくても売れない状態となり、最後には強制的に売りに出されるケースも少なくありません。

そのため「投資」という観念からも、締切月から一番遠い限月の商品を購入するのが一番いいとされています。
もちろん、商品先物取引に慣れていて、締切月が近い中で売買を行い利益を上げている人や「サヤ取り」などの手法を用いて利益を上げている人もいるため、 一概に「ベスト」とは言えません。
ただ、初心者が商品先物取引を行うのであれば、締切月が一番遠いものを選ぶのが利益を手にする可能性が高いでしょう。

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