商品情報「金」 - 比較.com

 

比較.com > 商品先物取引比較トップ > 商品情報「金」


商品情報「金」

金は現在までに10数万トン採掘されていて、年間では約2500トンの金が採掘されています。
以前は南アメリカのシェアがとても高かったのですが、近年は中国や南アフリカ共和国、オーストラリアなどが主な生産国となっています。
現在TOP5のシェアが250トン~350トンのため、それ以外ではほとんど金が採掘できない計算になります。
TOP5の産出国でも、このままのペースで採掘を続けた場合10年~20年後には枯渇する可能性もあります。

金の消費に関しては80%が宝飾と言われています。そして国別で考えると、インドの需要が一番高いようです。
世界各国で見た場合、宝飾類の需要の20%はインドというデータが出ており、インドは世界の金の16%近くを消費していることになります。
金の価格変動は、NY市場の影響を強く受けます。
その後に日本の市場に波及するといった形ですね。
ですので、NY市場の値動きは常にチェックするようにしましょう。

供給に関しては、世界の生産高をチェックしてみましょう。

  • 1980年では1400トン
  • 1990年では2100トン
  • 2000年では2600トン
  • 2005年では2450トン
  • 2010年では2500トン

直近10年は生産高に大きな変動は見られません。
大きな鉱山が発見されたニュースもないため、しばらくの間はこのまま横ばいだと思われます。
次に世界の中央銀行が保有している金(約3万トン)の売却が大きな供給源となります。
全世界の生産高の約1/3を保有しており、年間に500トン程度が売却されています。

その他の供給源は、リサイクルです。
街中で見かける「金・プラチナ買い取ります」のようなものですね。
これも、年間に700~800トンくらいあるので、一翼を担う供給源となっています。

また金の需要は、宝飾関係だけではありません。
工業製品にも金が使われますし、投資面でも使用されることが多いのが金です。
そのため、商品先物取引で金を売買するなら、色々な方面から知識を得て、取引を行う必要があります。
1日単位で見ると値動きが激しい金ですが、年単位で見ると、ここ10年くらいは、上昇傾向にあります。

  • 当ホームページは情報の提供のみを目的としています。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
  • 掲載されている情報の正確性については万全を期しておりますが、サイト内情報を利用した結果に対しての責任は負いかねます。
  • 比較.comを運営する比較.com株式会社は金融先物取引業者ではありませんので、勧誘・販売行為は一切行いません。

- PR -

コムテックス

北辰物産

 

Copyright (C) 2025 Temairazu, Inc. All rights reserved.