『サヤ取りを始めるには』
商品先物取引でサヤ取りを始めるには、サヤ取りの種類を覚える必要があります。
サヤ取りの種類は「スプレッド」と「ストラビル」の2つがメインになります。
他にもいくつか種類がありますが、まずこの2つを覚えておけば問題なく取引を行うことができます。
『スプレッド取引』
スプレッド取引とは、商品先物取引における「限月」に注目して行う取引です。
株式投資や為替取引には「限月」がないので、商品先物取引だけの特殊な取引形態だといえます。
例えばガソリンの取引を行う際、1月限が3月限に比べて8000円安かったとすると、8000円は「差がつき過ぎている状態」のため「差が縮まる」方へ投資します。
この場合は、8000円分安い状態から元に戻ろうとするので、価格は高くなると読みます。
この場合では「買い」になり、差が縮まった時に「売り」に転じるような形になります。
この時に過去の統計データを持っていれば「この限月ではこれ以上の差がついたことが無い」など、参考にできるデータがある為、判断しやすくなります。
『ストラドル取引』
ストラドル取引は、銘柄間の差額に注目した売買になります。
この場合だと、「ガソリン」と「灯油」、「金」と「プラチナ」など、比較的同じ種類の商品の価格の差で売買を行うのがストラドル取引になります。
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