サヤ取りのメリット - 比較.com

 

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『サヤ取りのメリット』

実は、「サヤ取り」とは「サヤすべり取り」や「オプション売り」と同列に「世界三大利殖法」の一つとして挙げられるほど優れた投資手法だと言われています。それだけメリット部分が大きい手法という訳です。

世界恐慌や、震災、天災など、社会現象の様々な現象で、世界の商品価格はものすごく上下します。
このような状況で「片張り」しかしていない人は、圧勝か惨敗しかありません。
価格が急激に下がったときに、「買っていた」人は大損害を受け、「売っていた」人は莫大な利益を手にするでしょう。
このように、片張りには常にリスクを負う形になります。

しかし、サヤ取りをやっていると、このような形式になります。
「今回の商品は暴落したけど、1月限は売っていて、3月限は買っている」
「暴落のおかげで、1月限は利益が出たけど、3月限はマイナスだな」
「暴落したけど、売りと買いを両方立てられるから、影響は少なくて済んだな」

以上のように、商品先物取引で行うサヤ取りは買いと売りを両方立てており、その「差」で利益を上げるため、暴落や暴騰の影響を受けにくいと言えます。
片方が損失を被っても、片方では利益が出るからです。
暴騰しても暴落しても、どちらかでマイナスを補填することができるため、影響を受けにくいのです。
これは、投資を行うにあたって精神的にも大きなメリットだと言えます。

もちろん、買う枚数や売り枚数を調整しており、両方とも損をしてしまう。
または、暴落して、マイナス部分を手放した瞬間に暴騰してしまい、両方とも大赤字になるということも考えられないでもありません。
しかし、2つのポジションを持つことで、安定性のある投資手法になることは間違いありません。

『サヤ取りのデメリット』

サヤ取りのデメリットな部分は、たった一つ。
それは「情報量の少なさ」にあります。
どの投資手法でも同じことなのですが、安定して利益を出すためには、十分な時間を掛けて、知識と技術を学ばなければいけません。
「サヤ取り」は、商品先物取引でしか使われていないような投資手法のため、分かりやすく説明した教材もインターネットの情報もそこまで完備されていません。
知識と技術を学ぼうとしても、学ぶための教材が無い場合が多いのです。

例えば、「ガソリン」の1月限と3月限の価格の差が5000円だとしても、その開きが「開きすぎているのか」それとも「標準なのか」の判断ができないのです。
その判断をしないことには、サヤ取りをすることはできません。
そのためにも過去の統計データが必要ですが、そんな便利なものは無いので自分で作成しなくてはなりません。
ただ、自作することによって、自分だけに使いやすいデータ整理が可能です。サヤ取りを極めるには、データの存在が必要不可欠です。

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