商品先物取引用語集
商品先物取引をする上で、知っておきたい用語を集めました。 取引を始める前の勉強や、困った時の辞書としてお役立て下さい!
50音インデックス
や
- 夜間取引(やかんとりひき)
- 日中の通常取引終了後に行なわれる時間外取引のことをいう。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)では、アクセス(Access)というコンピューター化された夜間取引が行なわれている。アクセスの立会時間は日本国内市場の立会時間と重なっており、互いの値動きに大きな影響を与えることがある。
- 焼き鳥(やきとり)
- 一週間から10日間程度の短期間の値動きで利益を得ようとすることをいう。なお、主観的に用いられる場合は、数分間など極めて短い期間の値動きで利益を取ろうとすることをいうこともある。同義語は「目先取り(めさきとり)」。
- 約定(やくじょう)
- 売り注文と買い注文の条件が合い、売買取引が行われることをいう。 具体的には、新規注文の場合は建玉を保有することにより取引開始となり、決済注文の場合は保有していた建玉が手仕舞われ取引が結了することである。 同義語は「成立(せいりつ)」、「入る(はいる)」、「通る(とおる)」、「出来る(できる)」。対義語は「不成立(ふせいりつ)」、「未約定(みやくじょう)」、「入らず(はいらず)」、「通らず(とおらず)」、「出来ず(できず)」。
- 約定可能範囲(やくじょうかのうはんい)
- 価格の連続性を維持するために、基準値を中心に上下に設定される値段幅。銘柄ごとに設定されている。
- 約定値段(やくじょうねだん)
- 売買が成立した時の値段のこと。
- 安値(やすね)
- 一日の取引の中で成立したもっとも安い値段のことで、価格の動向を見るための重要な指標である。また、期間は1日間だけではなく、午前と午後、1週間、1ヶ月単位などでも使用される。対義語は「高値(たかね)」。
- 安納会(やすのうかい)
- 納会日に前営業日の価格より安い値段で取引を終えることをいう。対義語は「高納会(たかのうかい)」。
- 安寄付き(やすよりつき)
- 寄付の価格が前日の終値よりも安いことをいう。対義語は「高寄付き(たかよりつき)」。
- 山(やま)
- チャートでは、価格変動による波のように形が形成される。価格は上がれば下げるわけだが、その際にできた高値を山と呼ぶ。
ゆ
- 緩む(ゆるむ)
- 相場が少し下がりぎみになることをいう。同義語は「甘い(あまい)」、「引緩む(ひきゆるむ)」。
よ
- 様子見(ようすみ)
- 見通しが立て難いため、売買せずに市場の動きを見守ることをいう。同義語は「模様眺め」。 主だった材料が見当たらない場合や重要な景気指標の発表前には、様子見となりやすい傾向がある。
- 陽線(ようせん)
- チャートにおけるローソク足の一つで、終値が始値よりも高くなった場合の罫線。
- 呼値(よびね)
- 値段の刻み幅のこと。
- 寄り板合わせ(よりいたあわせ)
- ザラバ取引で寄付きに行なわれる「板合わせ(いたあわせ)」のことをいう。 市場に出されている注文の条件から、最も多くの注文が見合う単一値段で成立させる手法である。 売り買いの枚数が完全に一致することは条件に入っていないため、ストップ高やストップ安の商状になると、成行注文であっても必ずしも約定するとは限らない。
- 寄り付かず(よりつかず)
- 寄付きの時間が過ぎても注文が不足している等の原因で売買が成立しないことをいう。流動性の低い銘柄や限月で起こりやすい。同義語は「付かず(つかず)」。
- 寄り、寄付き(より、よりつき)
- 前場または後場の最初の取引のことをいう。または、その時の値段のことをいう。
- 弱気(よわき)
- 将来値下がりすると予想することをいう。対義語は「強気(つよき)」。
- 弱気筋(よわきすじ)
- 将来値下がりすると予測する市場参加者のことをいう。対義語は「強気筋(つよきすじ)」。
- 弱材料(よわざいりょう)
- 値下がりの原因となる、経済的、政治的、社会的な事情のことをいう。 同義語は「悪材料(あくざいりょう)」、「売り材料(うりざいりょう)」、「弱材料(よわざいりょう)」、「下げ材料(さげざいりょう)」「悲観材料(ひかんざいりょう)」。 対義語は「好材料(こうざいりょう)」、「硬材料(こうざいりょう)」、「強材料(きょうざいりょう、つよざいりょう)」、「買い材料(かいざいりょう)」、「上げ材料(あげざいりょう)」。
- 弱含む(よわぶくむ)
- 値下がりの原因となりうる材料の出現が懸念される状況や、相場が下落する気配を見せていることをいう。対義語は「強含む(つよぶくむ)」。
- 四本値(よんほんね)
- 始値、高値、安値、終値の4つの値段を表したもの。