商品先物取引用語集 | さ行

 

商品先物取引をする上で、知っておきたい用語を集めました。 取引を始める前の勉強や、困った時の辞書としてお役立て下さい!

50音インデックス

サイコロジカルサイン(さいころじかるさいん)
投資家心理に基づき、買われすぎか売られすぎかを判断するときに利用する。一般的に、直近12日の価格を抜き出し、それぞれ前日値と比べて価格が上回っている確率がどのくらいあるかを見ることで売り買いの過剰を判断する。
裁定取引(さいていとりひき)
市場間などの価格差を利用して、売買ポジションを組み合わせて取引し収益の機会とする取引のこと。
材料(ざいりょう)
価格を騰落させる原因となる、経済的、政治的、社会的な事情のことをいう。相場を下げる材料のことを「悪材料(あくざいりょう)」、「売り材料(うりざいりょう)」、「下げ材料(さげざいりょう)」または「悲観材料(ひかんざい りょう)」といい、相場を上げる材料のことを「好材料(こうざいりょう)」、「硬材料(こうざいりょう)」、「強材料(きょうざいりょう、つよざいりょ う)」、「買い材料(かいざいりょう)」という。
材料難(ざいりょうなん)
値動きが穏やかな場合に用いられ、方向性を判断する「材料(ざいりょう)」が無く売買が手控えられている状況のことをいう。
サイン、売買サイン(さいん、ばいばいさいん)
テクニカル分析において、売買指標が発する注文執行のタイミングを知らせる信号のことをいう。一般的な例では、計算期間の違う2本移動平均線を用い、短期的な移動平均線が中期又は長期的な移動平均線を下から上に突き抜けることを「ゴールデンクロス」といい、買い注文を執行するサインとされている。同義語は「シグナル」。
先(さき)
各限月のうち、納会日までの期間が最も長いものをいう。国内の市場では、一般的に流動性が最も高い状態となる傾向がある。 同義語は「先物(さきもの)」、「先限(さきぎり)」。なお、納会日までの期間が2番目に長い限月も含めて2つの限月を指すこともある。また、「ひとつ先」などと特に断った場合2番限のことを指すなど、対象を設定することにより期近以外のどの限月を指すこともある。
先限(さきぎり)
限月の中で受渡期日までの期間が最も長い限月のことをいう。なお、受渡期日までの期間が2番目に長い限月も含めて2つの限月をいうこともある。
先物(さきもの)
各限月のうち、納会日までの期間が最も長いものをいう。国内の市場では、一般的に流動性が最も高い状態となる傾向がある。 同義語は「先(さき)」、「先限(さきぎり)」。なお、納会日までの期間が2番目に長い限月も含めて2つの限月を指すこともある。
下げ材料(さげざいりょう)
値下がりの原因となる、経済的、政治的、社会的な事情のことをいう。同義語は「悪材料(あくざいりょう)」、「売り材料(うりざいりょう)」、「弱材料(よわざいりょう)」、「悲観材料(ひかんざいりょう)」。対義語は「好材料(こうざいりょう)」、「硬材料(こうざいりょう)」、「強材料(きょうざいりょう、つよざいりょう)」、「買い材料(かいざいりょう)」、「上げ材料(あげざいりょう)」。
下げトレンド(さげとれんど)
チャート分析の1つで、一定の期間において、値動きの基調を上昇・下降・横這いの3つに分けた中の下降基調にあることをいう。ここで使用される"一定の期間"とは、短いものは数分から、長いものになると年単位で様々に用いられる。判断の難しい場面もあるが、一般的には、安値は前回の安値よりも安く、高値も前回の高値よりも安い状態をもって下げトレンドであるといえる。同義語は「売りトレンド(うりとれんど)」、「下降トレンド(かこうとれんど)」、「ダウントレンド」、「ベアトレンド」。対義語は「買いトレンド(かいとれんど)」、「上げトレンド(あげとれんど)」、「上昇トレンド(じょうしょうとれんど)」、「アップトレンド」、「ブルトレンド」。
指成注文(さしなりちゅうもん)
指値注文として約定する注文で、大引け時までに全量あるいは一部が約定されずに残った場合は、その残余枚数が大引け時に成行注文として扱われる。ただし、大引け時には他の注文状況により、必ずしも全量が約定するとは限らない。
指値注文(さしねちゅうもん)
売買注文を発注する際に、約定価格の条件をあらじめ指定する売買注文。約定については、売りの指値注文は指定した価格以上、買いの指値注文では指定した価格以下となる。
サポート(さぽーと)
過去の安値や大台替りなど、値下がり止められ易い水準のことをいう。同義語は「下値支持(したねしじ)」。対義語は「上値抵抗(うわねていこう)」、「レジスタンス」。
サポートライン(さぽーとらいん)
価格の下降局面において、買い支えが強く働く水準を示す線のことをいう。 一般的なものとして、以前の安値の水平線や移動平均線、チャート上に点在する安値を結んだ線などがサポートラインになりやすい。同義語は「下値支持線(したねしじせん)」。対義語は「上値抵抗線(うわねていこうせん)」、「レジストライン」。
鞘(さや)
広義では、価格差の総称。具体的には、銘柄間、限月間、市場間の価格差や、建玉時と決済時の価格差などのことをいう。商品先物取引において単純に鞘という言葉が用いられる場合、限月間の価格差や価格の連動性の高い銘柄間の価格差を指すことが多い。
鞘滑り(さやすべり)
順鞘の相場において、期近が納会を迎えて取引出来る期間が短くなるほど価格が下がることをいう。
鞘取り(さやとり)
"広義では、時間の経過による価格変動、銘柄間、限月間、市場間における価格の開きをから利益を得ようとする取引をいう。 商品先物取引において単純に鞘取りという場合、限月間の価格差や価格の連動性の高い銘柄間の価格差が、今後大きくなるのか小さくなるのかを予測し、売りと買い両方の建玉を保有して利益を得ようとする取引を指すことが多い。"
ザラバ、ザラバ方式(ざらば、ざらばほうしき)
"取引所における値段の決定方法の一つ。 多数の売り方と買い方が互いに注文を出し合い、値段と数量の条件が合う注文を個々に次々と成立させる方法のことをいう。 条件が合うという判断の根拠は、「価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)」と「時間優先の原則(じかんゆうせんのげんそく)」の二つがある。 同義語は「個別競争取引(こべつきょうそうとりひき)」、「接続売買(せつぞくばいばい)」、「接続商内(せつぞくあきない)」、「歩み売買(あゆみばいばい)」。"

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地合(じあい)
総合的な環境や市場の雰囲気のことで、値上がりが見込めることを「地合がよい」などという。同義語は「地味(じあじ)」、「場味(ばあじ)」。
地味(じあじ)
総合的な環境や市場の雰囲気のことで、値上がりが見込めることを「地合がよい」などという。同義語は「地合(じあい)」、「場味(ばあじ)」。
ジー・ディー・ピー(じー・でぃー・ぴー)
Gross Domestic Product"の略で、国内総生産の事をいう。1年間に国内で生産された商品やサービスの総額のことで、国内の経済活動における経済指標の一つである。金融市場への影響力が大きいばかりではなく、政策判断の材料にも用いられる。
ジー・ディー・ピー改定値(じー・でぃー・ぴーかいていち)
GDP(Gross Domestic Product)の発表方法の一つで、四半期ごとに発表される。法人企業統計など、GDP速報値の発表時点では未発表の指標が反映されたものである。また、年末最後の改定値は年末の改定値のことは特に確定値という。 確定値発表後も確々定値などが発表されより精度の高いものとなるが、一般的に報道されるのはおよそGDP改定値までである。
ジー・ディー・ピー速報値(じー・でぃー・ぴーそくほうち)
GDP(Gross Domestic Product)の発表方法の一つで、四半期の開始から2ヶ月目で発表されるものをいう。他にも、四半期ごとに改定値が発表されており、年末の改定値のことは特に確定値という。なお、国内総生産(GDP)は1年間に国内で生産された商品やサービスの総額のことで、国内の経済活動における重要な指標の一つである。
ジーセブン(じーせぶん)
先進7ヶ国蔵相・中央銀行総裁会議のことで、世界経済などに関して話し合う国際会議のことをいう。会議の結果は、国際金融市場に大きな影響をもっており、プラザ合意やルーブル合意はこの席上で行われた声明である。 7ヶ国(Group of Seven)は、日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダを指し、ロシアが参加すると"G7+1"と呼ばれていたが、ロシアが完全に参加するようになり、呼称は"G8"(Political 8)となった。
ジェイ・ピー・ワイ(じぇい・ぴー・わい)
日本円の表記方法で「JPY」と記す。「Japanese Yen」、「YEN」、「¥」も用いられるが、為替市場の慣行では「JPY」が一般的となっている。読み方は「ジェイ・ピー・ワイ」でも「ジャパニーズ・イェン」でも通用する。
仕掛ける(しかける)
タイミングを見計らって新規の売買注文を出すことをいう。
市況(しきょう)
市場で形成された価格や市場の様子、またはそれらを伝える報道の総称。
仕切り(しきり)
建玉を転売または買い戻しによって損益を確定し、当該取引を終了することをいう。同義語は「決済(けっさい)」、「手仕舞い(てじまい)」、「仕舞い(しまい)」、「仕舞う(しまう)」、「落ち(おち)」、「切る、切れる(きる・きれる)」、「ポジション解消(ぽじしょんかいしょう)」。
シグナル、売買シグナル(しぐなる、ばいばいしぐなる)
テクニカル分析において、売買指標が発する注文執行のタイミングを知らせる信号のことをいう。極めて一般的な例では、計算期間の違う2本移動平均線を用い、短期的な移動平均線が中期又は長期的な移動平均線を下から上に突き抜けることを「ゴールデンクロス」といい、買い注文を執行するシグナルとされている。同義語は「サイン」。
仕込む、玉を仕込む(しこむ、ぎょくをしこむ)
タイミングを見計らって新規の売買注文を出し、建玉を保有することをいう。
支持線、下値支持線(しじせん、したねしじせん)
価格の下降局面において、買い支えが強く働く水準を示す線のことをいう。一般的なものとして、以前の安値の水平線や移動平均線、チャート上に点在する安値を結んだ線などが下値支持線になりやすい。同義語は「サポートライン」。対義語は「上値抵抗線(うわねていこうせん)」、「レジストライン」。
システムトレード(しすてむとれーど)
主観的な裁量によらず、過去の値動きから売買のタイミングをプログラム化し、機械的なサインによって取引を行う方法のことをいう。
下、下値(した、したね)
現在の価格水準より安い価格のことをいう。値上がりはしないまでも値下がりし難い状況を「下値が堅い(したねがかたい)」などといって用いる。対義語は「上値(うわね)」。
下値支持(したねしじ)
過去の安値や大台替りなど、値下がり止められ易い水準のことをいう。同義語は「サポート」。対義語は、「上値抵抗(うわねていこう)」、「レジスタンス」。
下値余地(したねよち)
現在の価格から値下がりしていく可能性のことをいい、「まだ下値余地がある」などといって用いる。対義語は「上値余地(うわねよち)」。
下値を追う(したねをおう)
勢いよく下落していくことをいう。対義語は「上値を追う(うわねをおう)」。
確り(しっかり)
値上がりしている場合において、高騰や急騰というほどではないような状態のことをいう。
実需(じつじゅ)
実際に消費したり加工したりするための需要をのことをいう。対義語は「仮儒(かりじゅ)」。
実需筋(じつじゅすじ)
実際に消費したり加工したりするためのの実需を持つ事業者等のことをいう。
実勢相場(じっせいそうば)
経済情勢や原価採算、需給関係などを根拠にして想定される価格のことをいう。対義語は「人気相場(にんきそうば)」。
実弾(じつだん)
現物のことで、先物取引において受渡しで渡される場合に用いられる。
実弾もたれ(じつだんもたれ)
実物が消費されず先物市場で売りつながれ続け、値下がりの一因となることをいう。
仕舞い、仕舞う(しまい、しまう)
建玉を転売または買い戻しによって損益を確定し、当該取引を終了することをいう。同義語は「決済(けっさい)」、「手仕舞い(てじまい)」、「仕切り(しきり)」、「落ち(おち)」、「切る、切れる(きる、きれる)」、「ポジション解消(ぽじしょんかいしょう)」。
需要期(じゅようき)
需要が高まる時期のことをいい、各商品の特徴により異なる。 例えばガソリンは年間を通して安定した需要が見込まれるが、ゴールデンウィークや夏のドライブシーズンには需要が高まる傾向がある。しかしながら、材料視されるか否かは需要と供給のバランスによるため、必ずしも需要期に価格が上昇するとは限らない。
順鞘(じゅんざや)
限月間の鞘の状態の一つで、期先の限月の価格が高く、期中、期近と受渡し期日までに残された期間が短くなるほど価格が安い状態をいう。通常の鞘の状態といわれ、購入資金の調達金利や保管料・生産コストが加わるためにこのようになると説明される。同義語は「コンタンゴ」。対義語は「逆鞘(ぎゃくざや)」、「バックワーディション」。
順張り(じゅんばり)
値動きにトレンドが出ていると予想し、上昇基調において値上がりに乗るように買ったり、下降基調においてさらなる値下がりを見込んで売ることをいう。同義語は「トレンドフォロー」、対義語は「逆張り(ぎゃくばり)」。
順張りサイン(じゅんばりさいん)
売買指標において、値上がりや値下がりが一定の範囲や期間に達すると示される売買のタイミングのことをいう。トレンドが明確になったという状態を意味し、上昇基調においては買い、下降基調においては売りと判断する。サインの発せられるタイミングは、指標の種類や設定によって異なる。 対義語は「逆張りサイン(ぎゃくばりさいん)」
小局(しょうきょく)
目前の短期間もしくは近い将来のことをいう。「大局では上向きだが、小局では弱含む」などと用いる。 目安としては一週間から10日間程度のことをいうが、デイトレーダーが用いる場合などでは極めて短期間を指すこともある。 同義語は、「目先(めさき)」、「小勢(しょうせい)」、「短期(たんき)」。
証拠金(しょうこきん)
商品取引員に預ける金銭や商品先物取引を行う上で必要な金銭の総称。例えば「預けている証拠金は○○円」という場合は「預り証拠金合計額(あずかりしょうこきんごうけいがく)」を指し、「現在の金(きん)の証拠金は○○ 円」という場合は金(きん)1枚あたりの「取引本証拠金(とりひきほんしょうこきん)」の額を指すなど、様々に用いられる。
商状(しょうじょう)
市場の状況のことをいい、「保ち合い(もちあい)」や「確り(しっかり)」など市場の状態や雰囲気を表す言葉とともに"保ち合い商状"、"確り商状"などと用いられる。
上場投資信託(じょうじょうとうししんたく)
国内で一般的には、「株価指数連動型上場投資信託(ETF)」と呼ばれ、TOPIX(東証株価指数)や日経225などの値動きに連動するように設定された投資信託を指す。なお、商品先物取引においては、国外で金・銀・白金など貴金属を運用する投資信託が上場され、価格変動の要因の一つとされている。ETFの項も参照。
上昇トレンド(じょうしょうとれんど)
チャート分析の一つで、一定の期間において、値動きの基調を上昇・下降・横這いの3つに分けた中の上昇基調にあることをいう。ここで使用される"一定の期間"とは、短いものは数分から、長いものになると年単位で様々に用いられる。判断の難しい場面もあるが、一般的には、安値は前回の安値よりも高く、高値も前回の高値よりも高い状態をもって上昇トレンドであるといえる。同義語は「買いトレンド(かいとれんど)」、「上げトレンド(あげとれんど)」、「アップトレンド」、「ブルトレンド」。対義語は「売りトレンド(うりとれんど)」、「下げトレンド(さげとれんど)」、「下降トレンド(かこうとれんど)」、「ダウントレンド」、「ベアトレンド」。
上場来高値(じょうじょうらいたかね)
市場に上場後の最も高い約定値段のことをいう。
上進、上伸(じょうしん)
値上がりすることをいう。特に市場の様子や勢いにとらわれず、広く用いられる。
小勢(しょうせい)
目前の短期間もしくは近い将来のことをいう。「大勢では上向きだが、小勢では弱含む」などと用いる。目安としては一週間から10日間程度のことをいうが、デイトレーダーが用いる場合などでは極めて短期間を指すこともある。同義語は、「目先(めさき)」、「小局(しょうきょく)」、「短期(たんき)」。
消費税(しょうひぜい)
商品先物取引を行う上で必要なコストの一つ。売買手数料や受渡し手数料には別途消費税が必要である。
商品先物取引(しょうひんさきものとりひき)
将来の一定時期に実物の商品を受渡しすることを約束して現時点で価格を決め、約束した一定時期に至るまでの期間中いつでもその時の価格で反対売買して差額を清算し、当初の約束を相殺できる取引のことをいう。
商品取引員(しょうひんとりひきいん)
商品先物取引において、一般の委託者から売買注文を受け、実際に市場に執行する業務を行うブローカー企業のことをいう。詳しくは、商品取引受託業務を営むことについて、商品取引所法代190条第1項の規定により主務大臣の許可を受けた者のことである。
ショート(しょーと)
売り注文や売り建玉のことをいう。対義語は「ロング」。
ショートカバー(しょーとかばー)
空売りしたポジションを買い戻しによって決済することをいう。特に対義語に当たる言葉は無く、売り建玉の決済の場合の独特な言葉である。
ショートポジション(しょーとぽじしょん)
新規売りの注文が約定後、未決済のもののことをいう。同義語は「売り玉(うりぎょく)」、「売り建玉(うりたてぎょく)」。対義語は「買い玉(かいぎょく)」、「買い建玉(かいたてぎょく)」、「ロングポジション」。
ジョンソン・マッセイ社(じょんそん・まっせいしゃ)
英国ジョンソン・マッセイ社は、プラチナ鉱山会社最大手の南ア・ルステーンバーク鉱山の共同精錬業者である。同社が発表するプラチナ系貴金属の需給統計は白金族市場に大きな影響力を持っている。5月に前年度実績、11月には当年の中間報告を発表している。
新規売り(しんきうり)
新規の売り注文によって売り建玉を保有することをいう。同義語は「売建(うりだて)」。
新規買い(しんきかい)
新規の買い注文によって買い建玉を保有することをいう。同義語は「買建(かいだて)」。
新値足(しんねあし)
目先の小さな変動は気にせず、相場の転機を知るための手法で、毎日の終値だけから作られる。高値を更新したときは陽線、安値を更新した時は陰線を書く。陽線から陰線、陰線から陽線の転換は、3本を用いた場合、陽線(陰線)が3本分を超えて値が動いた場合にトレンドが転換したものと判断し陰線(陽線)を記入する。
新甫(しんぽ)
発会日に新たに取引が開始される限月のことや、その値段のことをいう。
新甫発会(しんぽはっかい)
新たな限月の最初の取引のことをいう。
心理的なサポート(しんりてきなさぽーと)
過去の安値、あるいは大台替わりなど、心理的な下値支持が見られるポイントのことをいう。過去の安値に迫ると値下がりも限界に近づいているような心理が市場に広がりやすい。また、大台替りに迫る場合も同様の心理がはたらく。 一方、一旦心理的なサポートを割り込んでしまうと、急激な下落につながることも多い。 対義語は「心理的なサポート」。
心理的なレジスタンス(しんりてきなれじすたんす)
過去の高値、あるいは大台替わりなど、心理的な上値抵抗が見られるポイントのことをいう。過去の高値に迫ると値上がりも限界に近づいているような心理が市場に広がりやすい。また、大台替りに迫る場合も同様の心理がはたらく。 一方、一旦心理的なレジスタンスを超えると、急激な上昇につながることも多い。 対義語は「心理的なサポート」。

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筋(すじ)
取引参加者の分類のことで、「実需筋」、「ファンド筋」、「大衆筋」などと用いる。 また、大量の売買を行なう参加者や、特定の人物に同調するグループを、「○○筋」などと呼ぶこともある。
ストキャスティクス(すときゃすてぃくす)
テクニカル分析のオシレーター系売買指標の一つ。 過去一定期間の価格レンジにおける現在の価格の相対的な位置を示す指標で、0%~100%の値をとる。 反応の早い%K、反応の遅い%D、%Dの移動平均でさらに反応の遅いS%D があり、それぞれ75%以上は買われ過ぎ、25%以下は売られ過ぎと判断する。 また、逆行現象も天底の可能性を示唆するものとして注目される。
ストップ注文(すとっぷちゅうもん)
売り(買い)の場合は直近の約定価格未満(超)の価格で登録され、指定した価格以下(以上)で約定成立があった時に、成行注文となる注文。ただし、立会開始前に本注文を発注する場合には、指定する価格は制限値幅内となる。
ストップ バイ(すとっぷ ばい)
損失の拡大や利益の目減りを防ぐ目的で事前に執行しておくストップ注文を「ストップロス オーダー」というが、特に売り玉の「ストップロス オーダー」について、売買の別は"買い"となるため「ストップバイ オーダー」ということがある。
ストップ高(すとっぷだか)
取引所では、一日の変動幅を前日の終値を基準に制限しており、制限値幅の上限のことをいう。 偏った売買や投機的な売買により、市場が混乱することを避けるための制限とされる。対義語は「ストップ安(すとっぷやす)」。
ストップ安(すとっぷやす)
取引所では、一日の変動幅を前日の終値を基準に制限しており、制限値幅の下限のことをいう。偏った売買や投機的な売買により、市場が混乱することを避けるための制限とされる。対義語は「ストップ高(すとっぷだか)」。
ストップリミット注文(すとっぷりみっとちゅうもん)
売り(買い)の場合は直近の約定価格未満(超)の価格で登録され、指定した価格以下(以上)で約定成立があった時に、指値注文となる注文。ただし、立会開始前に本注文を発注する場合には、指定する価格は制限値幅内となる。
ストップロス(すとっぷろす)
損失が際限なく膨らむことや値洗いの利益が目減りすることを避けるため、思惑とは逆方向の値動きとなった場合に建玉を決済することをいう。同義語は「見切り(みきり)」、「ロスカット」。
ストップロスオーダー(すとっぷろすおーだー)
損切注文のこと。一定額の損失に達したところで、手仕舞いする注文のこと。
スプレッド(すぷれっど)
広くは価格の開き全般のことをいい、最も高い買い指値と最も安い売り指値の開き、現物と先物価格の価格差、限月間・市場間の価格差など、様々な場合に用いられる。 なお、商品先物取引では、特に断りがない場合、同一銘柄の限月間の鞘取引をスプレッドと呼ぶ。
滑り、滑る(すべり、すべる)
(1) ザラバ取引中に注文を執行した時点の価格と実際に成立した価格との差のことをいう。 ストップ注文で指定値段の条件満たした時点や成行注文を執行した時点において、先行する成行注文の数量や相対する指値注文の数量により、現在値よりも不利 な価格での約定が生じることがある。市場に出されている指値注文が少ない場合や、短期間の価格変動が大きいほど、値段の滑りは大きくなりやすい傾向があ る。同義語は「スリッページ」。 (2)順鞘の相場において、期近が納会を迎えて取引出来る期間が短くなるほど価格が下がることをいう。同義語は「鞘滑り(さやすべり)」。
スリッページ(すりっぺーじ)
ザラバ取引中に注文を執行した時点の価格と実際に成立した価格との差のことをいう。 ストップ注文で指定値段の条件満たした時点や成行注文を執行した時点において、先行する成行注文の数量や相対する指値注文の数量により、現在値よりも不利 な価格での約定が生じることがある。市場に出されている指値注文が少ない場合や、短期間の価格変動が大きいほど、スリッページは大きくなりやすい傾向があ る。同義語は「滑り、滑る(すべり、すべる)」。

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制限値段(せいげんねだん)
取引所が定めた一日に変動する限度の高値と安値。
制限値幅(せいげんねはば)
取引所では、一日の変動幅を前日の終値を基準に上下いくらと制限しており、この値幅のことをいう。制限値幅は銘柄ごとに異なる。
精製マージン(せいせいまーじん)
原油コストと石油製品の販売価格の格差のことをいう。
製品(せいひん)
石油市場において、ガソリンや灯油等の総称としてやや曖昧に用いられる。
製油所(せいゆじょ)
原油を精製し、LPG(液化石油ガス)ナフサ(ガソリンや化学製品の原料)、灯油、ジェット燃料、経由、重油、アスファルトなどの石油製品を生産する工場のこと。
製油所稼働率(せいゆじょかどうりつ)
製油所の稼働状況を百分率で表したもの。特に注目される統計は、APIとEIAがそれぞれ毎週水曜日に在庫量と共に発表している。 通常、製油所稼働率が上昇すると原油在庫は減少し製品在庫は増加することになる。また、原油の在庫が豊富でも、製油所稼働率が低下すれば製品の需給が逼迫することもある。
成立(せいりつ)
売り注文と買い注文の条件が合い、売買取引が行われることをいう。 具体的には、新規注文の場合は建玉を保有することにより取引開始となり、決済注文の場合は保有していた建玉が手仕舞われ取引が結了することである。 同義語は「約定(やくじょう)」、「入る(はいる)」、「通る(とおる)」、「出来る(できる)」。対義語は「不成立(ふせいりつ)」、「未約定(みやくじょう)」、「入らず(はいらず)」、「通らず(とおらず)」、「出来ず(できず)」。
接続商内(せつぞくあきない)
"取引所における値段の決定方法の一つ。 多数の売り方と買い方が互いに注文を出し合い、値段と数量の条件が合う注文を個々に次々と成立させる方法のことをいう。 条件が合うという判断の根拠は、「価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)」と「時間優先の原則(じかんゆうせんのげんそく)」の二つがある。 同義語は「ザラバ」、「ザラバ方式」、「個別競争取引(こべつきょうそうとりひき)」、「接続売買(せつぞくばいばい)」、「歩み売買(あゆみばいばい)」。"
接続売買(せつぞくばいばい)
"取引所における値段の決定方法の一つ。 多数の売り方と買い方が互いに注文を出し合い、値段と数量の条件が合う注文を個々に次々と成立させる方法のことをいう。 条件が合うという判断の根拠は、「価格優先の原則(かかくゆうせんのげんそく)」と「時間優先の原則(じかんゆうせんのげんそく)」の二つがある。 同義語は「ザラバ」、「ザラバ方式」、「個別競争取引(こべつきょうそうとりひき)」、「接続商内(せつぞくあきない)」、「歩み売買(あゆみばいばい)」。"
セツル、セツルメント(せつる、せつるめんと)
帳入値段のことで、大引け後の値洗いするための基準値段。日本国内の市場では通常、日々の最後の約定値段が用いられる。
センチメント(せんちめんと)
"相場全体の雰囲気や、市場参加者の心理状態のことをいう。 市場のセンチメントが弱気に傾いているときには、好材料が出てもあまり反応せず、悪材料が出たときには敏感に反応するという傾向がみられる。"
前場(ぜんば)
"市場の午前の取引時間のことをいう。 また、前場の取引開始は単に「寄り(より)」、「寄付き(よりつき)」または「朝寄り(あさより)」、前場の取引終了を「前引け(ぜんびけ)」という。 これに対し、午後の取引時間は「後場、後場立会」(ごば、ごばたちあい)」という。"
前引け、前場大引け(ぜんびけ、ぜんばおおびけ)
前場(ぜんば)の最後の取引のことをいう。また、前場の最後の約定価格そのものをいうこともある。

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相場観(そうばかん)
将来の値動きについてチャートやニュース等を元に立てる主観的な見通しのことをいう。
相場つき(そうばつき)
市況の形勢や動向、傾向のことをいう。
相場表(そうばひょう)
銘柄・限月ごとの値段や出来高・取組高を一覧表にしたものをいう。
続伸(ぞくしん)
引き続き値上がりすることをいう。対義語は「続落(ぞくらく)」。
続落(ぞくらく)
引き続き値下がりすることをいう。対義語は「続伸(ぞくしん)」。
底固い(そこがたい)
相場が下がりそうに見えるにもかかわらず実際には下がらず、むしろ堅調に転じるような状況をいう。
底固め(そこがため)
値下がりの後、繰り返して安値を試すものの、安値より下がることがないことをいう。
底済み(そこすみ)
底固めが行なわれた後で、もう安値を割り込むことは無いと思われる状況のことをいう。
底値(そこね)
一定期間内における最安値で、これ以上下げることは無いと予測される値段のことをいう。
損切り(そんぎり)
"含み損の発生している建玉を決済して、損失を確定することをいう。 対義語は「利食い(りぐい)」。"

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