CFD用語集
CFD取引をする上で、知っておきたい用語を集めました。 取引を始める前の勉強や、困った時の辞書としてお役立て下さい!
50音インデックス
か
- 外貨準備高【Foreign Exchange Reserve】
- 国が保有する対外支払準備資産額のこと。(市場介入するために保有している資産のこと)
- 外国為替及び外国貿易法
- 98年4月1日に施行された「外国為替及び外国貿易法」のことです。それまでは、「外国為替及び外国貿易管理法」と呼ばれていました。最近の日本の国際金融取引を取り巻く環境の変化に対応し、日本の金融市場及び資本市場の一層の活性化を図るために、資本取引等について許可又は届出に係る制度を原則として廃止して事後報告制度に移行すること。また、外交為替公認銀行制度等による外国為替業務に係る規制を廃止する等、より自由な対外取引のための環境整備等を行なえるように変更されました。
- 外国為替公認銀行
- 旧大蔵大臣の認可によって外国為替の取引を行うことのできた銀行(為銀)。1998年の新外為法で原則誰でも為替取引が出来るようになりました。
- 外国為替市場【Foreign Exchange Market】
- 外国為替取引を行う場。株式のように実際に取引所などの公設市場があるわけではなく、電話やコンピュータなどの通信回線などを利用し形成されるネットワークを「市場」と呼んでいます。ウェリントン → シドニー → 東京 → 香港・シンガポール → フランクフルト → ロンドン → ニューヨーク と取引される市場が時差によって移っていき、月曜日のウェリントンから金曜日のニューヨーク終了まで24時間市場が動いており取引されています。
- 外国為替特別会計
- 外国為替の売買などを管理する国の特別会計。円売り介入の資金は外為特会を通じ、政府短期証券(FB)の一種である外国為替資金証券(為券、償還期間3か月)の発行で調達します。介入で得たドルは外貨準備となり、外為特会の中で米国債などに替えられて運用されます。
- 外国通貨建て
- 外貨で決済が行われるという意味。価値が外貨で表示されること。
- 買い持ち
- 買いポジションを持っている状態のこと。
- カウンター・パーティ【Counter Party】
- 取引相手。インターバンク取引の場合は、相手方の銀行を指します。
- カバー【Cover】
- 自分のポジションを精算する方向で外国為替の売買を行うこと。買っているポジションを売ること。売っているポジションを買うこと。
- 為替差益
- 為替相場の変動によって生じた利益。
- 為替差損
- 為替相場の変動によって生じた損失。
- 為替相場決定理論
- 為替変動がどのような要因で起こるのかを分析したものです。国際収支説、購買力平価説などがあります。
- カントリーリスク【Country Risk】
- 政治リスクとも呼ばれ、海外での投資・融資における相手国の信用度を指します。
き
- キウィ【Kiwi】
- ニュージーランド・ドル(NZD)の通称。
- 機関投資家【Institutional Investor】
- 顧客から拠出された資金を運用・管理する法人投資家の総称。具体的には、「投資顧問会社」「生命保険会社」「損害保険会社」「信託銀行」「投資信託会社」などが含まれます。
- 基軸通貨【Key Currency】
- 各国の当局が外貨準備高として保有したり、企業・個人が国際間取引で広く使用している通貨。現在は米ドルが基軸通貨となっています。
- 逆指値【Stop Order, Stop Loss Order,STP】
- Askが指定した価格以上になったら買注文、またはBidが指定した価格以下になったら売注文で損失を限定させる注文。ストップオーダーまたはストップロスオーダーとも呼ばれます。買注文はAsk超、売注文はBid未満の価格を指定します。
- 協調介入【Coordinated Intervention】
- 各国の中央銀行が協調し連携して為替市場に介入すること。
- 銀行間市場
- インターバンク市場のこと。
く
- クォート【Quote】
- 銀行が提示する為替レートのこと。「買値」と「売値」の両方を提示することを、ツー・ウェイ・クォーテーションと言います。
- クロス【Cross】
- 基軸通貨である「米ドル」以外の通貨取引のことを言います。米ドル/円以外の対円取引のことをはクロス円(円クロス)と呼ばれます。
け
- ケーブル【Cable】
- 英ポンド/米ドル(GBP/USD)、または英ポンド(GBP)の通称。
- 現金売相場【Cash Selling Rate】
- 銀行が一般顧客に現金で外貨を売るレート。
- 現金買相場【Cash Buying Rate】
- 銀行が一般顧客に現金で外貨を買うレート。
こ
- 購買力平価説【Purchasing-Power-Parity Theory】
- 為替レートは自国通貨と外国通貨の購買力の比率によって決定されるという為替相場決定理論のひとつ(為替レートの決定要因を説明する概念のひとつ)。
- 公定歩合【Office Discount Rate】
- 日銀が民間金融機関に貸し出すときに適用する基準金利のこと。
- 国際収支【International Balance of Payment】
- 外国と一定期間の間に取り交わした経済にかかわる取引額の記録のこと。経常収支と資本収支に大別できます。
- 国際通貨基金【International Monetary Fund】
- IMFのこと。国際的な金融協力や、外国為替相場の安定を図るために設立された国際協力機関です。
- 国内総生産【Gross Domestic Product】
- GDPのこと。国内の国民が生み出した財やサービスの総額。GDPは自国民によって海外で生み出された財などは含まれず、外国人による国内での生産が含まれます。国の経済規模がどうなったかを測るための指標のひとつです。
- 固定相場制【Fixed Exchange Rate System】
- 為替相場の変動を一定の狭い範囲に抑える制度。変動相場制の逆。
- コンファーム【Confirm】
- 為替取引で取引内容を確認すること。
(情報提供:オリックス証券)