クレジットカードの締め日と引き落とし日について
みなさんは、ご自身で使っているクレジットカードの締め日と支払日について、ちゃんと把握していますか。「支払日については把握しているけど、締め日は知らない」という方が、実は多いのではないでしょうか。
締め日・引き落とし日と、クレジットヒストリー引き落とし日までに入金を忘れると、クレジットカード会社が引き落としできず、クレジットヒストリー(取引履歴)に傷がついてしまいます。ワンランク上のグレードのクレジットカードにしたい場合に、マイナスポイントになるほか、新規にカードを発行したい時に、審査が通らないという可能性も生じます。
もちろん、1回程度入金を忘れたくらいでは、ブラックリストに入ることはありませんが、特に複数のクレジットカードを持っている方は、カードごとに締め日や引き落とし日が異なりますから、しっかり把握して、支払日には入金ができているように心がけましょう。
また、引き落とし日が土日祝日の場合は、その翌営業日が振替日となることが多いようです。
締め日と引き落とし日の関係
クレジットカードを利用して、利用額が口座から引き落としされるまでには、1〜2ヶ月の期間かかります。なぜ、1〜2ヶ月と期間に幅があるのでしょう。これは、締め日と引き落とし日が、深く関係しています。
引き落とし日は、カードの使用額が引き落とされる日、締め日は、カード会社がカード利用者への請求金額を確定する締め切り日です。
例えば、毎月末を締め日とし、翌月の27日を引き落とし日とするクレジットカードの場合、今月頭から今月末までにカードで支払った金額が、土日祝日にあたらない場合翌月の27日に引き落とされます。
4月30日にカードを使用した場合、土日祝日にあたらなければ5月27日が引き落とし日となり、決済から引き落としまでの期間は27日間となります。
しかし、締め日の翌日5月1日にカードを使った場合、引き落とし日は6月27日(土日祝日にあたらない場合)となり、決済から引き落としまでの期間はなんと58日間にもなります。この場合ですと、給料日が25日の方は、クレジットカード利用日から引き落とし日までの間に、2回の給料が支払われることになります。
つまり、支払日を先に延ばしたければ、締め日の次の日にカードを使うのがベストです。また、給料日にあわせ、都合のいい締め日と引き落とし日が設定されているカードを選ぶのもいいでしょう。
それぞれの収入や預貯金の残高、これまでの決済金額などに応じて、賢い支出管理を実践してみましょう。
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